古銭の二分判金の当時の価値

Posted 土曜日, 6月 18th, 2016
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江戸時代、金貨として小判が流通していましたが、小判1両の半分の貨幣価値となるのが、二分判金です。二分判金が2枚で、1両になります。当時の小判と二分判金とでは、金の含有量がどうなっていたのか、試しに計算してみましよう。
文政小判金では、総重量13gで、金含有比率56%です。金の含有量は7.28gとなります。文政二分判金では、総重量6.5g、金含有比率56%です。金の含有量は3.64gとなります。これを見る限り、正確な対応になっています。
安政時代のもので、再度比較しましょう。安政小判金では、総重量が9g、金含有比率57%です。金の含有量は5.13gとなります。安政二分判金では、総重量5.6g、金含有比率21%です。金の含有量は1.18gとなります。この場合、小判に比べて二分判金の価値は、大きく低下しています。
今日における古銭としての小判や二分判金の価値は、金の含有量に左右されず、古銭としての稀少性によって評価されますが、興味深いことですので覚えておきたいことです。古銭の中でも金貨は、特別な存在感がありますし、金の品位についても気になるところで、あまりにも含有比率が低い場合、黄金色が冴えませんし、金貨としての有り難みも小さく感じられます。古銭の中でも金貨だけは、その貴金属としての品位がどうしても気になるものです。

古銭というと、古いお金を思い浮かべるかもしれませんが、古銭の名前が冠された南部鉄器があります。特に、古銭砂鉄南部鉄器は、著名な製作者の手によるものであれば数十万から数百万の価値があるにもかかわらず、製作数量が少ないため、売り切れが続出しています。
古銭砂鉄南部鉄器の古銭とは、柄を表しています。もともと、江戸時代にはやった意匠なのですが、南部鉄器の急須のボディの部分に、天保通貨や寛永通貨の柄が立体に造形されているものです。
また、砂鉄とは、南部鉄器を作る際の材料を表しています。従来の南部鉄器は、溶かした鉄を鋳型に入れて形を作った後、鉄器を炭火で焼く釜焼き工程が入ります。釜焼きをする理由は、熱によって鉄器の表面に酸化皮膜をつくり、錆が内部に入り込まないようにするためです。ところが、砂鉄は、鉄の密度が高いため、釜焼き工程をいれなくても、錆が中に入り込まないため、この工程が省略されます。
釜焼き工程が入った南部鉄器の急須とそうでない急須では、釜焼き工程が入っていない南部鉄器の方が水がまろやかになります。これは、鉄器内部の表面積と関係があると言われています。そのため、砂鉄南部鉄器の方が多くの方から人気があるのですが、現在も制作している工房は少ないため、新品でも古いものでも人気があります。
参考:この南部鉄瓶はどのくらい価値がありますか

古銭に偽物があるの!?

Posted 日曜日, 6月 12th, 2016
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古銭と聞くと、価値があるものや金貨などをイメージするかもしれません。しかし、その古銭にも偽物が存在します(参考:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/2234017.html)。
今の偽物のお金だと、すかしなどで偽物と本物の区別が出来るようになっていますが、古銭となると偽物と本物を区別するのは困難です。見極めるのはとにかく本物を見ることが大事とされています。本物と偽物を見比べなければ、いくら比較したところで違いは分かりません。
古銭の収集は多くの収集家が熱をあげていて、高額なものになると何百万や何千万にもなります。古銭の偽物に多いのは金貨や特年硬貨です。特に日本近代金貨は注意をしなくてはいけません。日本近代金貨の偽物は専門家でも、即座に偽物か本物かを判断するのは困難とされていて、その精巧さがうかがえます。逆に超高額のコイン以外の偽物はほとんど発見されていません。古くなって状態が悪化したものを新しく見えるように、手入れの範疇をこえて手を加えたものを修正品といいます。変造品は年号を改ざんしたものをいいます。これらも見極めが難しいとされています。
このように古銭の偽物はいくつもあります。売買のさいは細心の注意を怠らないようにしたほうがいいです。安全な方法はやはり信頼できる大手のコイン売買店や業者を利用したほうがいいです。日本貨幣商協同組合発行の鑑定書付きのものを買うとさらに安心です。

古銭の一分銀から国際政治を見る

Posted 木曜日, 6月 9th, 2016
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ネットで珍しいものを見かけました。「家に古くからある一分銀です」。
江戸時代の貨幣は、金貨と銀貨と銅貨との混合でした。その交換比率は日本独自のもので、特に、金と銀との交換比率で国際相場と大きな違いがあったため、欧米との開国以来、その貿易で日本は大損をすることになります。小判金と一分銀とで、実際の金銀含有量を比較することにしましょう。なお、一分銀4枚で、1両に交換されます。
天保小判金の場合、総重量が11.2g、金含有比率57%で、銀含有比率43%です。ですから、金含有量は6.38g、銀含有量は4.82gとなります。天保一分銀の場合、総重量が8.7g、銀含有比率99%です。銀含有量は8.61gになり、1両に相当する4枚なら約34.4gになります。概算では、金は銀に対して、約5倍の価値になります。幕末における金銀の国際交換比率は、約15倍でした。国内交換比率と国際交換比率とでは、3倍もの食い違いがありました。このことが、幕府の経済政策失敗の原因となったのです。
古銭の金銀含有比率が、当時の経済失敗の重大原因になったことが、このような計算で具体的に知ることができます。メキシコ銀貨が日本に流入し、不適正な交換比率で小判が海外に流出したのでした。当時の銀貨は、一分銀だけでなく二朱銀や一朱銀、あるいは丁銀や豆板銀など多種類ありましたが、金銀の交換比率のアンバランスは同じでした。古銭をながめる時、当時の経済を考えるのも、興味深いことのように思われます。古銭を単に古銭と見るだけでなく、様々なつながりを見ることで、多くのことが見えてきます。

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